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元明天皇

げんめいてんのう


[元明天皇]
661-721
第43代天皇。皇后経験者以外での初の女帝でもある。(在位は707年8月18日から715年10月3日。天智天皇の第四皇女で名は阿陪皇女(あへのひめみこ)。草壁皇子(天武天皇皇太子)の妃となったが、草壁皇子の早世により長男・文武天皇が即位。文武天皇も早世するとその子首皇子(聖武天皇)までの中継ぎとして即位した。7年間の治世は律令国家への円熟期にあり、律令制度の整備、平城京の造営と遷都、和同開珎の鋳造、『古事記』の完成、『風土記』の編纂など数多くの業績にかかわり、譲位して太上天皇となった後の、養老5年(721)12月7日に亡くなった。