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鹿足

かのあしぐん【島根県】


[鹿足]
「続日本後紀」に、843年に石見国美濃郡から分離して成立とある。郡名は、郷名・美濃郡鹿足郷から発展か。「和名抄」は「加乃阿之(かのあし)」と訓じている。中世には鹿足郡の俗称であった「吉賀」をもつぱら用いたとされる。「かのあし」は、八岐大蛇(やまたのおろち)の化身である八足八畔の狂暴な大鹿がいたことによるとする説、鹿の足に似た川瀬とする説などがある。