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葬儀の謝礼・支払

そうぎのしゃれい・しはらい


[葬儀の謝礼・支払]
まくら経・通夜・葬儀・告別式・火葬場での読経・戒名などの僧侶への謝礼を渡します。寺院を式場として借りた場合は、表書きに「御席料」「志」と記し、別会計で、席料を支払うことになります。寺院や神社で規定があればそれに従いますが、「志で結構です」と言われる場合もあります。その際は、相手の格式や人数、葬儀の規模などによって違ってきますから、葬儀社などに相談します。金額は、きりのよい額にするのが普通で、席料も、特別な規定がなければ、謝礼の中に含めて渡します。戒名(真宗では法名、日蓮宗では法号)は、生前の名前から一字とって入れる例が多く、男女などでも格式が異なり、また、僧の格や字数によっても謝礼の額が違ってきますので、分からない時は、僧侶に直接たずねて決めます。謝礼を渡す時期は、葬儀の翌日、遅くても三、四日以内に、喪主か遺族の代表が訪ね、一括して遺族が持参します。不祝儀袋や、半紙、奉書紙に包んで弔事用の水引をかけ、「御経料」「御布施」「志」の表書きにします。しかし、通夜と葬儀に分けたり、「御車代」「御膳料」はその都度渡すなど、色々な方法がありますので、葬儀社と相談しましょう。病院への支払いは、遅くても葬儀の翌日には支払います。葬儀社への支払いは、祭具を引き取りに来たときに精算するのが一般的です。