修正依頼



松尾芭蕉

まつおばしょう


[松尾芭蕉]
物言えば、唇寒し 秋の風

秋深き 隣は何を する人ぞ

荒海や 佐渡によこたふ 天の川

五月雨を 集めて早し 最上川

閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声

旅に病んで 夢は枯れ野を かけ廻る

夏草や 兵どもが 夢の跡

古池や 蛙とびこむ 水の音

ほろほろと 山吹散るか 滝の音

名月や 池をめぐりて 夜もすがら

山路きて 何やらゆかし すみれ草

野ざらしを 心に風の しむ身かな