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入園・入学・卒業祝い

にゅうえん・にゅうがく・そつぎょういわい


[入園・入学・卒業祝い]
身内を中心とした内祝いですので、贈り物の品は、先方にあらかじめ希望を聞いて、重複しないように決めるのがよいでしょう。入園の場合は、クレヨン、ノート、リュックサック、図鑑などの学用品が一般的です。幼稚園によっては指定のものがありますので注意しましょう。小学校入学の場合は、両親や祖父母などの身内は、ランドセル、机、通学服の学用品を贈るのが普通です。身内以外の贈り物の品物としては、文房具、バック類、図書券、セーター、ズボンなどが一般的です。中・高校入学の場合は、高級ボールペン、腕時計、カメラ、辞書類、図書券、衣類など、または予算を示して本人を連れて行き希望の品を選んでもらってもいいでしょう。大学入学の場合は、予算を示して連れ立って希望の品を選ばせるか、図書券や現金を贈るのが一般的です。一流のホテル、レストランに食事の招待することもあります。贈り物には、のしをつけ、紅白蝶結びの水引をかけ、表書きは「御入学(園)祝」と記します。受験で希望の学校に進学できた時は、表書きを「合格御祝」とすることもあります。入園・入学祝いのお返しは不要ですが、礼状や電話でお礼の挨拶をするのがマナーです。入園、小学校入学式の服装は、男子なら紺のブレザーに半ズボン、白のハイソックスに黒い靴が標準的です。女子は、無地のワンピースに白いブラウス、白い靴下、黒い靴が多いようです。中学・高校入学式の服装は、制服で出席し、制服のない学校では、一般的な学生服を着ることが多いようです。付き添いの服装は、父親はダークスーツ、母親は、和装なら紋付の色無地や訪問着、付下げにし、洋装ならスーツかワンピースなどの略式礼装にします。卒業祝いにつきましては、現在では、入学祝いと兼ねて行なうのが一般的です。