修正依頼



昇進・栄転祝い

しょうしん・えいてんいわい


[昇進・栄転祝い]
昇進や栄転が決まったら、職場の上司、先輩にお礼の挨拶回りは欠かせません。特に世話になった人には夫婦そろって、自宅を訪ね、感謝の言葉を伝えるのがエチケットです。また、上司、同僚の人たちが送別会、歓迎会を開いてくれたら、会場では、感謝の言葉や新しい部署での仕事への抱負を述べます。転任、転勤後は、お祝いのお返しは必要ありませんが、できるだけ早く、上司、先輩、取引先などに、一筆お礼の言葉を添えて、挨拶状を出すのがよいでしょう。家族や身内が集まって昇進祝い、栄転祝いをする場合は、レストランやホテルで食事をしたり、自宅で祝い膳や手料理で祝うのもいいでしょう。同僚や上司の昇進、栄転が決まったら、祝電や手紙でお祝いの気持ちを伝えることを忘れず、お祝いの会などを開きます。転勤を伴う場合は、何かと忙しいので、日時等できるだけ本人の希望を取り入れます。立場により配慮が必要ですが、お祝いは、金額五千~三万円を贈るが一般的です。品物ならめでたい銘柄の日本酒やかさばらない記念品を選びます。昇進のお祝いでは、表書きを「御祝」と記して、紅白蝶結びののし袋に入れ、宴の席で贈ります。 栄転のお祝いでは、表書きを「御祝」、微妙なときは「御餞別」と記して、紅白蝶結びののし袋に入れ贈ります。また、出発の当日はなるべく駅などに見送りに行くことにしましょう。