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飯田蛇笏

いいだだこつ


[飯田蛇笏]
1885年~1962年
日本の俳人。1885年山梨県境川村の大地主の家に生まれる。早稲田大学英文科に入学後、高浜虚子の「俳諧散心」に入り「ホトトギス」で頭角を現した。大正初期に「キララ」の主選者に迎えられ、のちに主宰となって誌名を「雲母」と改名した。飯田蛇笏は故郷山梨で自然や生活を詠った多くの句を生み出した。荘重で個性的な句風で知られ、随筆や評論も多い。代表作は『霊芝』『山響集』『白嶽』『心像』『春蘭』『雪峡』『家郷の霧』『椿花集』など。