播州毛鉤(兵庫県)

ばんしゅうけばり


[播州毛鉤(兵庫県)]
19世紀中期、地元の行商人が京都の毛ばりの製法を広めたのが始まりといわれる。魚や川虫の種類、水質、天候、季節など自然条件に対応して千種以上もの毛ばりがある。材料は、鉄、漆、羽毛。主な技法は、底漆塗り、つの付け、胴巻き、玉付け。主な産地は兵庫県西脇市。