豊橋筆(愛知県)

とよはしふで


[豊橋筆(愛知県)]
文化元年(1804年),吉田藩(豊橋市)の学問所の御用筆匠として京都から招かれた鈴木甚左衛門が始祖といわれている。「墨含みが良く,墨はけが遅い」と使い勝手の良さを評価される豊橋筆の特長は,原材料の混毛に水を用いて交ぜあわせる「練りまぜ」の工程を用いることによって生まれるという。