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榎本健一

えのもとけんいち


[榎本健一]
1904~1970
第二次世界大戦期前後の日本で大活躍した俳優、歌手、コメディアン。喜劇王とも呼ばれました。17歳の時、浅草オペラの劇団に入団し、1929年に浅草のレビュー団「カジノフォーリー」の旗揚げに参加、動きを主体とするナンセンスなギャグ、歌と踊りで大人気となり、“エノケン”の愛称で親しまれました。1934年『エノケンの青春酔虎伝』で初主演し、以後、無数の映画で大活躍しました。ドタバタ喜劇一筋でしたが、晩年は病魔が襲い足を切断しました。それでも舞台に立ち続け、数々の逸話も残しました。人気絶頂期には、あまりの人気に“エノケソ(えのけそ)”と名乗るニセモノも全国各地に出たそうです。