小代焼(熊本県)
しょうだいやき
[小代焼(熊本県)]
熊本県荒尾市、南関町、熊本市など県北部で焼かれる陶器。寛永9年に豊前から転封された細川忠利が焼かせたのが始まり。粗めの陶土に茶褐色の鉄釉で覆い、その上に、藁や笹の灰から採った白釉や黄色釉を、スポイトや柄杓を使って流し掛けする大胆かつ奔放な風合いの食器で知られる。小代焼は五徳焼ともいわれるが、これは、腐らない、臭いが移らない、湿気を防ぐ、毒消しの効果がある、延命長寿につながるという五つの利点があるとして呼ばれた名である。
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