四日市萬古焼(三重県)
よっかいちばんこやき
[四日市萬古焼(三重県)]
18世紀中ごろ桑名の陶工によって始められた。紫泥(しでい)と呼ばれる器(せっき)の茶器や赤絵陶器が特徴で、三重県四日市市、鈴鹿市などが主産地。「萬古焼」の名は、当初、「いつまでも変わらない永遠の生命」という意味で「萬古不易」の銘が作品に押されていたことによる。天保3年(1832年)には茶器や酒器などが焼かれて「有節萬古」と称し、明治以降には地場産業として定着した。特に、大正時代の半磁器完成以降は、室内装飾品や食器類が大量に輸出されるようになった。
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