八重山ミンサー(沖縄県)

やえやまみんさー


[八重山ミンサー(沖縄県)]
主な産地は沖縄県石垣市、八重山郡竹富町で、アフガニスタンから中国を経て伝わり、17世紀に産地形成して発展した。染めは基本的に藍の一色。模様の白と紺との鮮やかなコントラストが美しい。綿糸を先染め(手くくり)のたてうね織り技法で織る織物。通い婚の時代に女性から意中の男性に贈る習わしがあり、5つ4つの模様は「いつの世までも変わらぬ愛を誓ったもの」といわれている。