金沢箔(石川県)
かなざわはく
[金沢箔(石川県)]
純金に微量の銀、銅を加えた合金を一万分の1ミリの厚さに仕上げたもの。美術品の芸術性・耐久性を高め、多くの文化遺産を現代へと伝えることに貢献。高品質の箔の生産により、国内シェアは100%に近い。現在は主として仏壇仏具・織物用の金糸・銀糸、屏風(びょうぶ)・襖(ふすま)紙・壁紙などに使用されている。金沢の金銀箔の歴史は、戦国時代後半、加賀藩(現在の石川県南部)の藩祖・前田利家が、豊臣秀吉の朝鮮の役の陣中より、金、銀箔の製造を命じる書を送ったという時点まで遡る。
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