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一月三舟の喩

いちげつさんしゅうのたとえ


[一月三舟の喩]
南へ向かって進む舟に乗っている者は、月も舟と同じように南へ向かって動いていると思っているが、北に向かう舟の者も、やはり月は自分の舟と同じように北へ向かっていると思うし、停泊している舟では月が動かないと思っている、という意味から、一つの事実でもそれぞれの立場によって見方が変わるものだ、というたとえ。