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石に布団は着せられぬ

いしふとんはきせられぬ


[石に布団は着せられぬ]
ここでいう石とは墓石のことで、生前、親孝行らしいことをしたことがなかった者が、今更死んだ親の墓石にふとんをかけて温めてやろうとしても遅い、という意味。親孝行は親が達者なうちにせよ、という戒め。
⇒ 「樹静かならんと欲すれど風やまず」「孝行のしたい時分に親はなし」「風樹の嘆」