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下市

しもいちちょう【奈良県】


[下市]
吉野町｢上市｣に対する呼称。平安期より奥吉野地方の入り口として発展、中世以降、「市」が開かれたことに因む地名。日本最初の商業手形「下市札」が発行された地。「山家なれども下市は都、大阪商人の津でござる」。吉野杉、桧の産地。