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大阪狭山

おおさかさやまし【大阪府】


[大阪狭山]
7世紀前半、日本最古のダム式ため池である狭山池が築造された地。江戸期、狭山藩。1987年、南河内郡狭山町が市制施行した際、埼玉県狭山市との重複を避け、府名「大阪」を冠して、「大阪狭山市」に改称。「狭山」は、奈良時代には見える「河内国丹比郡狭山郷」。名義不詳、「サ(接頭語、又は「小」と同義)・ヤマ(山)」の義か。「大阪」は、室町時代、蓮如上人の御文章に「攝州東成郡生玉之庄内大坂トイウ在所」とあり、「小坂」とも記されている、読みは「オサカ」か。江戸時代までは「大坂」と書き、明治初期頃に「大阪」が定着。傾斜地の義とする説、「大きな坂のある町」という説、「オオ(大)・スカ(低湿地)」とする説などがある。