修正依頼



下條

しもじょうむら【長野県】


[下條]
1889年、睦沢村(むつざわむら)と陽皐村(ひさわむら)の合併により誕生した村名。時代により「下条」とも表記するが、本来「下條」。1350年頃、甲斐の国から当地に入り、全盛を極めた下條氏の名に由来するという。甲斐の国には「上條・下條」の地名がある。一説には通称・伊那郡「伊賀良庄(いがらのしょう)」の南の端(阿知川の南)に位置したことから「下ノ庄(しのもしょう)」とする説もある。なお、伊賀良荘は鎌倉時代、北条氏の領地。