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塩尻

しおじりし【長野県】


[塩尻]
古くは中山道から北国西街道が分岐する洗馬（せば）宿として栄えた交通の要衝。｢シオ（粘土質の土壌、赤いローム層）｣に覆われた桔梗ヶ原台地の終末点（尻）とする説、｢シホ（窪地）の端｣とする説、塩尻峠を指し、太平洋産の表塩（南塩）と日本海産の裏塩（北塩）が運ばれる｢塩の道の終着地｣の意とする説、上杉謙信が敵対する武田信玄に塩を送ったという「義塩伝説」に由来する説ほか、諸説ある。