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大鹿

おおしかむら【長野県】


[大鹿]
南北朝時代、信濃宮方(南朝)の本拠地。鎌倉時代、大河原・鹿塩の両村。1875年、大河原・鹿塩両村が合併して誕生した合成地名。旧・大河原は字義通りか。旧・鹿塩村は、天竜川の支流・小渋川が流れ、「鹿」は「河」、「塩」は「渋」に通じ、鉱物が浮く意で「塩分の多い鉱泉をもつ川」を示すか。塩泉が湧出する鹿塩温泉があり、古くから製塩が行われていたともいう。なお、鹿塩の塩泉は建御名方神が鹿狩りをしていた時に発見したという伝説がある。