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生坂

いくさかむら【長野県】


[生坂]
中世、豪族仁科氏が領した地。江戸期、生坂煙草の生産地。｢生坂｣の初出は戦国末期だが、平安時代には｢いくさか｣の地名があったとされる。｢いくつもある坂道｣の意とする説、坂を追っていたところ｢追い坂｣の意とする説、｢イク（河川に沿う湿地状の土地）・サカ（峠、狭い谷沢）｣とする説、東山道の裏街道として用いられた｢よきさか｣が転訛したとする説などがある。