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保土ケ谷

ほどがやく【神奈川県】


[保土ケ谷]
東海道五十三次の宿場「程ヶ谷(ほどがや)宿」。1927年、横浜市の区制施行に伴い誕生した区。かつての保土ケ谷町を中心としたことに因む。「ほどがや」は、大化の改新後の都筑郡「幡屋(はたのや)郷」→「榛谷(はんがや)」に平安時代以来の荘園の一種「御厨(みくりや)」があった→「保土ケ谷」と転訛した説がある。また古事記には「御陰(ほと)」と書く古語で、「ホド(女性器)の形をした谷」をもつ地とする説もある。さらに僧、萬里(ばんり)の紀行文から推測し、武蔵に泊った「世戸井」が転訛したとする説やアイヌ語「ホト(谷)」の転訛とする説などもある。