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藤岡

ふじおかまち【栃木県】


[藤岡]
花岡姓のものが当地を領していたことから、古くは「花岡」。その後、平安時代末期の領主・伊勢守房行が「花岡城」を「藤岡城」と改称し、自らも姓を藤岡と改名。「藤岡」は、藤の自生する岡のある土地の意で赤麻寺などが位置する高台を指したか。又は当地が関東ローム層におおわれた台地に位置することからか。なお、洪水の防止を目的に谷中村を廃村として造られた渡良瀬遊水地には、貴重な植物が数多く自生する。田中正造がこの谷中村に移り住んで廃村の反対を行なったことは有名。