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那須烏山

なすからすやまし【栃木県】


[那須烏山]
2005年、那須郡烏山町と同郡南那須町の新設合併に伴い、住民を対象に公募を実施、小委員会は7候補を選定、また「那須烏山」を推挙、協議会の賛成で候補公募一位「那須烏山市」を承認。他の候補には「鮎の川」などがあった。「烏山」は、坂上田村麻呂が東夷征伐にあたり当地に陣を張ったことから、古くは「坂主(さかしゅ)村」→「酒主村」と称した。旧「烏山」は、烏が棲みやすい山をもつ土地の意か。そこに築いた城を烏山城と呼んだか、その当時はまだ酒主村とみえる。なお、1418年、那須氏の一族沢村五郎資重が稲積城から城を移築する際、「烏が金の幣束(へいそく)を落とした地」であった那珂川西岸の一番高い山(烏山寿亀山)の山頂に烏山城を築城し、それが町名となったという伝説がある。⇒「那須」。