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草加

そうかし【埼玉県】


[草加]
古くは、武蔵国足立郡谷古田(やこだ)領に属した。1630年、草加宿が誕生。二代将軍徳川秀忠が舎人(とねり)領の御殿に鷹狩りに来た時、大川図書という人物が中心となり、カヤを刈り、低湿地に草木を束ねて通路を作った。それに喜んだ秀忠から、『草を以て沼をうづめ、往還の心安すきこと、これひとえに草の大功(たいこう)なり。このところ草加といふべし』との上意があったという。また、人馬も通行困難なほど草の生い茂った所であったことから、「クサ(草)・カ(処)」の音読みとする説もある。