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五城目

ごじょうめまち【秋田県】


[五城目]
1896年に町制施行により五十目村から五城目町に改称。古くは「五拾目」、「五十野目」ともみえる。五城目町は中世の頃にあった五つの城(浦城・岡本城・砂沢城・馬場目城・山内城)の中心地とする意を込めた命名。「イソノメ(五十目)」のイソは海岸または川岸の船着所の意で、城跡の多い土地であったことから音に「五城目」と当てた後、さらに音転したか。また、羽州街道と阿仁街道を結ぶ五城目街道沿いに発展してきた交通の要所であり、五条の路に十里四方から集まったことに由来し「五十目」とする説がある。