竿燈祭

かんとうさい


[竿燈祭]
真夏の病魔や邪気を払う「ねぶり流し」行事として、毎年8月に秋田で催される祭りで、宝暦年間にはその原型となるものができていたといわれます。稲穂に見たてた竿に米俵をかたどった提灯を下げ、大きいものでは46個、その高さはおよそ12メートル、重さ50キロもあるといわれます。男たちが肩に腰に額にと軽々と差し上げて自由に操るその技は、観衆を熱狂させます。