せみ


[蝉]
半翅(はんし)目セミ科の昆虫の総称。体長数センチメートルで体が太く、羽は透明なものが多いです。口は針のように細長く、樹木に差し込んで養分を吸います。雄の腹部に発音器があって高い声で鳴きます。幼虫は地中で樹木の根から吸汁して数年から十数年を過ごします。日本産はアブラゼミ・ミンミンゼミ、秋にヒグラシ・ツクツクボウシなど32種が分布します。