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俵屋宗達

たわらやそうたつ


[俵屋宗達]
生没年不詳
京都の裕福な町家に生まれ、尾形光琳と並び称される江戸初期の画家。生没年は不明ながら、1600年から1630年ごろにかけて活躍し、既成の流派に属せずに斬新な構図と豪華な色彩で新様式を開拓した。「俵屋」という絵画工房を率いて扇絵を制作していたらしいことからこの名があるが、代表作としては「舞楽図屏風」「西行(さいぎょう)物語絵巻」「源氏物語図屏風」「風神雷神図屏風」や水墨画の「蓮池水禽図(れんち・すいきん・ず)」などが知られる。