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大山倍達

おおやまますたつ


[大山倍達]
1923~1994
韓国・全羅北道生まれで、日本へ帰化した空手家。国際空手道連盟総裁・極真会館館長。「大山倍達」は日本国籍を取得して名乗った名で、本名は崔永宜(チェ・ヨンウィ)。16歳で来日し、山梨県の現・日本航空高等学校を経て早稲田大学を中退。船越義珍に空手を学び、空手のデモンストレーションをしながらプロのレスラーやボクサーと対決したり牛と格闘したことでも知られている。ビールびんの首から上の部分を手刀打ちで切り落としたことから「神の手」「奇跡の手」と呼ばれた。世界各地を巡り歩いて格闘技を研究し、直接打撃制(極真空手)を作り出して国際空手道連盟極真会館を設立。名だたる弟子や名選手を輩出した。1994年4月26日、肺がんによる呼吸不全で亡くなった。