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渥美清

あつみきよし


[渥美清]
1928~1996
現・東京都台東区上野で、新聞記者の父と教師の母の子として生まれた俳優。大衆劇場専属のコメディアンを振り出しに、1956年にテレビ界へ進出して大成した。NHKの「夢で会いましょう」出演がきっかけとなって、渥美清の名は全国的に知られるようになったが、「泣いてたまるか」「喜劇列車シリーズ」など、その後も数多くのテレビドラマで活躍した。代表作は映画「男はつらいよシリーズ」で、出演した本数は27年間で48本に及び、主人公の「フーテンの寅」の愛称と共に国民的な支持を得た。1991年、肝臓ガンが発見されたが、5年後の1996年に亡くなるまでそのことをだれにも明かさなかった。没後、日本政府から国民栄誉賞が贈られた。