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若山牧水

わかやまぼくすい


[若山牧水]
1885~1928
日本の歌人。本名、若山繁。1885年(明治18年)現在の宮崎県東郷町に医師の子として生まれる。中学校時代から詩歌に親しみ、早稲田大学文学科に入学後は、北原射水(北原白秋)や中林蘇水と交わり、「早稲田の三水」と称された。1908年処女詩集『海の声』出版、1911年「創作」を主宰。1926年「詩歌時代」を創刊。若山牧水は万葉集と自然主義文学の影響を受け、清新かつ流麗な歌風を確立した。酒と旅を愛し、「漂白の詩人」とも称される。43年の人生で7000余りの歌を残した。代表歌「しら鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」など。