⇒修正依頼



手塚治

てづかおさむ


[手塚治]
1928～1989
大阪府豊能郡豊中町生まれの漫画家で、「火の鳥」や「鉄腕アトム」を初め多くの作品を残したが、その優れた着想や技能によって、読者のみならず同業仲間からも「天才」や「マンガの神様」と呼ばれた。１９４６年１月に「マアチャンの日記帳」でデビューし、その後の作家活動において得た賞は、「第３回小学館漫画賞」「第４回日本漫画家協会賞特別優秀賞」「第一回講談社漫画賞」「第２９回小学館漫画賞」「ザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリ」「広島国際アニメーションフェスティバルグランプリ」など数多い。また、大阪大学医学部付属専門学校最後の卒業生でもあった彼は、１９６１年には奈良県立医科大学で医学博士の学位を取得している。１９８８年、体調悪化で入院したところ胃がんが判明し、翌１９８９年２月９日、半蔵門病院で死去。享年６０歳。勳三等瑞宝章叙勲、日本漫画家協会賞文部大臣賞。