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志賀潔

しがきよし


[志賀潔]
1871～1957
日本の医学者・細菌学者。1871年（明治3年）宮城県仙台市で仙台藩士佐藤家の次男として生まれる。母の生家志賀家を継ぎ、志賀姓を名乗る。東京帝国大学医科大学を卒業後、伝染病研究所に入所。北里柴三郎に師事し、細菌学と免疫学を研究した。1896年東京で赤痢が大流行した際に、赤痢菌を発見。1901年からは5年間ドイツに留学し、免疫学と生化学を研究した。帰国後、伝染病研究所や北里研究所で研究をおこなった。1919年朝鮮総督府医院長、1926年京城帝国大学医学部長、1929年同大学総長を務める。1944年文化勲章受賞。