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伊藤左千夫

いとうさちお


[伊藤左千夫]
1864~1913
日本の歌人・作家。本名、伊藤幸次郎。1864年9月18日(元治元年8月18日)現在の千葉県成東町に漢学者の子として生まれる。18歳で上京するが病により帰郷して牧舎で働いた。30歳を過ぎてから歌の世界に入り、37歳で正岡子規に師事した。子規の没後は根岸短歌会系重鎮となり、『馬酔木』『アララギ』を主宰した。1905年「ホトトギス」に発表した小説『野菊の墓』は夏目漱石に激賞された。門下には斉藤茂吉、島木赤彦、土屋文明らがいる。