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泉鏡花

いずみきょうか


[泉鏡花]
1873~1939
日本の作家。本名、泉鏡太郎。1873年(明治6年)彫金象嵌細工職人の子として石川県金沢市に生まれる。19歳で上京し、尾崎紅葉に師事し、創作活動を開始した。1894年父が死去したため、金沢に戻る。1895年『夜行巡査』『外科室』が好評価を受けて、作家として歩み始めた。1900年『高野聖』により人気を博し、作家としての地位を確立した。筆致の妙と幻想的・耽美的な作品が特徴である。代表作は他に『婦系図』『歌行燈』『夜叉ヶ池』『天守物語』『由縁の女』など。金沢市が1973年に生誕100年を記念して泉鏡花文学賞を設置している。