和文フォントで素材やテンプレ作成
和文フォント・筆文字フォントの購入
- 47局 お国自慢BBS
- 都道府県イメージマップ
- 日本ランキング
- クイズ日本一周
- 各種一覧
- 生活便利帳
- 日本生物Mini Gallery
- 日本昔話
- 今月の日本物語レポート
- 徒然筆文字集
- 筆文字フォント商品
三井高利
みついたかとし
[三井高利]
1622~1694
江戸時代の商人で、三井家(後の三井財閥)の基礎を築いた三井中興の祖といわれ、「三越」の創業者でもある。豪商三井の歴史は、三井高安の長男・高俊が元和の初めごろ武士を捨てて伊勢国松阪(現・三重県松阪市)で質屋と造り酒屋を開業したところから始まる。高俊の四男として生まれた高利は、江戸で釘抜三井家を創業した長兄の三井高次(三郎左衛門)に丁稚奉公して番頭となるが、その商才を恐れた兄たちに放逐されて松阪へ戻り、金融業を営む。その後再び江戸へ出て、1673年、江戸本町一丁目に呉服店を開業して屋号を越後屋(後の三越)とする。現金掛値無し、反物の切り売りなどの新商法導入して繁盛する。代金は後日の掛け(ツケ)払い、売買単位は一反単位が当たり前であった当時の呉服業界においては斬新な商い法であり、顧客に現金支払いを要求する一方で良質な商品を必要な分だけ安価で販売したために、顧客にとっても便利な仕組みであったのである。この繁栄ぶりに嫉妬した同業者からは迫害を受け、組合からの追放や引き抜き、不買運動などを行われるが、側用人牧野成貞の推薦によって幕府御用達の商人となってからはこうした動きも影を潜めた。1694年、73歳で死去。
$keyword = '三井高利'; $id = 10852; include_once('/home/nihonjiten/public_html/amazon/amazon.php'); ?>