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藤原道長

ふじわらのみちなが


[藤原道長]
966~1028
平安時代の貴族で、関白太政大臣・藤原兼家の五男として生まれた。980年に15歳で従五位下に初叙。父・兼家が摂政となると侍従・右兵衛権佐を皮切りに昇進を続け、988年には参議を経ずに権中納言に就任した。995年、二人の兄が相次いで病没すると、一族内の権力闘争を乗り切って右大臣となり、996年には左大臣に昇進して名実共に藤原家の第一人者となった。道長は、姉に続いて自分の三人の娘たちを次々と宮中に嫁がせて后とし、最終的には天皇の祖父という立場で摂政となって強大な権力を手中にした。1027年12月4日に病没するが、記録から病名はガン又は糖尿病ではなかったかといわれている。