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徳川家光

とくがわいえみつ


[徳川家光]
1604~1651
二代将軍・徳川秀忠の次男として生まれた江戸幕府第三代将軍。幼名を家康と同じ竹千代といい、乳母は春日局。1623年7月27日、将軍に宣下され、1632年に父・秀忠が死去すると親政を始め、旗本を中心とする直轄軍を編成し、老中・若年寄・奉行・大目付の制を定めて将軍を最高権力者とする幕府機構を確立した。また、1635年には武家諸法度を改定して諸大名に参勤交代を義務付けた。対外的には、長崎貿易の利益独占を目的として貿易統制、並びにキリシタン弾圧を行うようになり、1641年までに鎖国体制を完成させた。1651年4月20日、江戸城内で死去。享年48歳であった。