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蘇我馬子

そがのうまこ


[蘇我馬子]
?~626
飛鳥時代の豪族である蘇我稲目の子として生まれ、蘇我入鹿の祖父に当たります。大臣として推古天皇までの4代の天皇に仕えましたが、朝廷の財政を握って天皇をしのぐ勢力を誇り、蘇我氏の全盛期を築きました。また、邸宅に島を浮かべた池があったことから嶋大臣とも呼ばれました。自分の屋敷内に仏殿を作るなど仏教を深く信じ、排仏派であった大連の物部守屋を崇仏派の聖徳太子と協力して攻め殺しました。更に、馬子の横暴を抑えようとした崇峻天皇を暗殺して推古天皇を擁立し、その後は、摂政となった聖徳太子の力になって仏教の導入に尽力しましたが、聖徳太子の没後は再び政治をほしいままにしました。