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井伊直弼

いいなおすけ


[井伊直弼]
1815~1860
江戸末期の近江彦根藩主で幕府の大老職を勤めました。36歳で家督を継ぎ、藩政改革に努めました。幕末、ペリーが浦賀に来て開国を迫ったり、徳川13代将軍の後継ぎ問題などで政治情勢が混乱したときに、保守派の大名や公卿に推されて大老になりました。1858年、天皇の許しを待たずにハリスと日米修好通商条約に調印するとともに、彼の外交政策に反対する吉田松陰や橋本左内などの志士をで処罰しました。(安政の大獄)1860年、これに怒った反対派の水戸藩や薩摩藩の浪士たちに、江戸城桜田門外で暗殺されました。(桜田門外の変)